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李氏朝鮮時代を否定し、日韓併合の道を選んだ朝鮮は、太平洋戦争時代は、朴正熙大統領がそうであったように、日本人として連合国と戦った。しかし日本の敗戦により、朝鮮半島は日本から分離され、独立国として成立するためには、戦勝国側に立つ必要があり、「日本と戦い独立を勝ち取った」という虚構の上に連合国側と折衝。しかしそれは受け入れられず、「第三国」としての立場に甘んじるしかなかった。

このため、韓国と北朝鮮は、国際社会に反日を言いつのり、いかに悪逆非道な日本軍と戦い、それに抵抗したかを言いつのらなければならなかった。国の成り立ちから「反日」でなければならなかった。

しかし韓国も、ソウル五輪の時期辺りから、次第に日韓間の交流は増加し、金大中大統領の時期には、それまで禁止されていた日本の映画や音楽などを受け入れることを表明した。そのためか、日本に対する嫌悪感が薄れ、民間交流が行われ始めた。

しかし、過度な反日教育・報道は相変わらずで、さらに日本統治時代の良さを知っている世代が少なくなり、またその後の歴代大統領は、国内の不満をそらし求心力を強くする目的で度々「反日」を利用してきた。近年では世代交代により戦前の状況や制度など当時のことをよく知らない世代が多くなり、反日教育がそのまま人格形成にも影響し、それまではなかった「旭日旗問題」などが、一種のファッションになってもいる。そして、竹島問題などでは、逆に国民が政府に圧力をかけ、国家政策に大きな影響を及ぼしている。

現在の韓国は、「正しい歴史認識」もないまま、虚実ないまぜの反日教育とナショナリズムの中で、日韓関係はもちろん、米韓関係、などの外交関係でも柔軟性を失い、さらには経済問題でもドツボにはまってしまった。

現在の日韓関係の悪化の根本原因は、韓国内の反日教育であり、それを主導したのは韓国の日教組ともいえる全教でその背後には北朝鮮勢力が存在するようだ。またナショナリズムでそれを煽ってきた韓国内マスコミと、朝日新聞などの日本国内の反日マスコミの報道にも大きな責任がある。

これらを放置したまま、民間の文化交流など行っても、つまらぬところで揚げ足をとられかねず、下手するとさらなる反日を生む。あの人道的見地から、PKOで活動中の韓国軍の要請で提供した弾丸提供ですら「反日」を生み外交問題になった。

現在の韓国は、左派政権から右派政権に代わったが、右派政権であれ李承晩以来の反日史観は変わらず、日韓関係が好転するとは思えない。日本は、正しい歴史史観を持ち、根拠のない韓国の反日言動には毅然として対応するべきであり、これまでのような、真実を捨てて妥協をするようなことがあってはいけない。

韓国が一切反日教育を止めて、これまで反日教育を受けてきた、日本列島沈没を願うような「反日変態」が死に絶えるまで、日本は非韓三原則の「助けず、教えず、関わらず」を貫くしかないだろう。しかし、それまで韓国が国として持つかどうか……