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旭日旗たたきが好きな韓国のナンタラ教授が、中国が「キムチ起源は中国」とか言ってるみたいで、当然韓国は激怒、旭日旗たたきが好きな韓国のナンタラ教授を中心にして大騒ぎしているようだ。どうでもいいような話なんだけど、面白いので、取り上げる。

中国の説によると、「韓国のキムチの起源は中国の泡菜」という説のようだ。泡」は「漬ける」で、「菜」は「野菜」を指す言葉で、要するに「野菜の漬物」の意味のようだ。漬物なんかは、起源がどうのこうのいうようなものじゃないと思うけどね。それぞれの地域で、手近な野菜を長期保存する工夫から生まれたもので、その基本は、塩と手近な野菜だ。その地域によって、それにニンニクやコンブや唐辛子などを入れて、様々な漬物に分かれていった。

キムチの文献初出は13世紀初めとされているらしいんだけど、そこには「キムチ」という言葉があるわけではなく、野菜の塩漬けのことが簡単に触れられているらしい。どうやらここで出てくる「野菜の塩漬け」が、「元祖キムチ」として論争のタネになっているらしい。はっきり言ってどうでもいい。

私はけっこうキムチは好きで食べる。でもね、当然のことながら、日本産のキムチで、中国産や韓国産のキムチは間違っても食べない。中国起源であろうと韓国期限であろうと、中国産、韓国産のキムチは絶対に食べないよ。

以前、キムチから寄生虫が発見され、日本でも韓国から直輸入されたキムチを常食していた方から、寄生虫の有鉤嚢虫が発見され、脳や眼に寄生した場合は死にも至るらしい。同様の症例が複数例発見された。韓国内でも、輸入した中国産白菜のキムチから寄生虫が発見された。

現在、韓国で消費されるキムチのほとんどは中国産で、またキムチで使うハクサイの多くも中国から輸入している。それに韓国が輸出しているキムチも安い中国産のキムチを産地偽装しているものも多いらしい。その中国産キムチの製造法がまた不潔で、とても人間が食べるものを作っているとは思えない。

自称キムチ起源の韓国はどうか、唾はき好きな反日民が、キムチ工場で唾をはいている写真が出回った。そんなこんなで、2005年から2006年の間に、日本のキムチ輸入量は46.4%減少し、今ではキムチの多くは日本国内でつくられている。今もたまに、「本場韓国産」とかって売ってるのを見かけるけど、つば入り、寄生虫入りキムチなんかは絶対買わない。

でもね、この当時の漬物は、朝鮮の漬物も日本や中国の漬物も大きな違いはなく、単なる「野菜の塩漬け」と考えるべきものだ。唐辛子や塩辛、白菜を使用するといったキムチの大きな特徴が現れるのは、16世紀に、朝鮮半島に日本から唐辛子が伝来してからということになる。

唐辛子は16世紀に、ポルトガル人の宣教師が南米から日本に伝え、日本では食用としてではなく、観賞用や薬用として用いたらしい。それを豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに、加藤清正が朝鮮半島に持ち込んだらしい。加藤清正は、凍傷予防として使用し、それに目潰しなどの武器として使ったという。唐辛子は、「日帝残滓」どころか、にっくき「豊臣残滓」なわけだ。ノージャパンなんだから、キムチや韓国料理に唐辛子を入れちゃだめだよ。

その後朝鮮半島に唐辛子が普及し、現在よく見られる、唐辛子が多く使われているキムチは、1827年の『林園十六志』に、「薀菜」として出てくるようだ。またハクサイが今の結球型に完成したのは18世紀以降で、塩辛、唐辛子と白菜を使ったキムチは、どんなに早くても18世紀以降ということになる。

中国にももちろん野菜の塩漬けはあったわけで、その中で、唐辛子を使った料理が多い四川で、生姜や唐辛子などと塩水に漬け込んで作る四川泡菜が作られ、キムチと呼ばれるようになり、起源論争につながっていったようだ。

韓国のキムチ自慢は少し異常で、コロナの特効薬とか言っている。「毎日食べよう」とか言ってるうちは笑い話でいいんだけどね、ワクチン代わりに漬け汁を注射してとかやったらアホだよ。今回の中韓起源論争で、「旭日旗教授」の「英語・中国語など多言語によるキムチ関連映像を制作して、キムチの正しい歴史とキムチ文化を世界に伝える」とかって、あたかも政治問題にするような火病発症はアホタレというしかないよ。

キムチの起源がどうとかって、唾入りキムチや寄生虫入りキムチの起源を争ってどうするのかな。はたから見ると、どっちもどっちだよな。そんなことよりも、安心、安全なキムチづくりをアピールしたらいいと思うんだけどね。