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山形県天童市奈良沢

2017/08/22取材

 

慈覚大師が、東北巡錫の際にこの地で天邪鬼に出会った。天邪鬼は自分の怪力を大師に見せつけるため、この地より南方に300m程の山麓から、道路下の水田まで大石を投げた。

その時に投げた大石がこの「礫石」である。

天邪鬼はこの石があまりにも重かったため、投げた後に天邪鬼の両膝が地面につき、そこから清水が涌きだしたといい、「膝つき井戸」の名で、今も残っている。