山形県米沢市小野川町

震災前取材

 

甲子大黒天(きのえねだいこくてん)は、甲子大黒天を祭る日本唯一の本山とされる。

弘法大師が、湯殿山開創のみぎりこの地に至り、大日如来との霊異相承により刻したと伝えられる。明治の神仏分 離によりこの地に遷座したとされる。また上杉氏の祈願所として、歴代藩主の尊崇を受けたと云う。

大黒天は、日本に密教の伝来とともに伝わり、天部と言われる仏教の守護神達の一人で、軍神、戦闘神、富貴爵禄の神、または厨房、食堂の神ともされる。日本では財福が強調して祀られ、福徳相であることが多い。

その後、古くからの神道の神である大国主と習合し、当初は破壊と豊穣の神として信仰されたが、後に豊穣の面が残り、七福神の一柱の大黒様として食物、財福を司る神となった。室町時代以降は微笑の相が加えられ、さらに江戸時代になると米俵に乗るといった現在よく知られる姿になった。

現在は、一般には米俵に乗り、福袋と打出の小槌を持った微笑の長者形で表されている。

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