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山形県大江町本郷…巨海院山門

震災前取材

 

元和8年(1622)、山形の最上氏が改易になると、左沢に鶴岡藩主酒井忠勝の弟直次が1万2千石で入り、左沢藩が成立した。

直次は、新たに小漆川城を築き、左沢藩の治世の拠点とし、現在の左沢の町並みの基本的な形を作った。

しかし、直次は寛永8年(1631)、嗣子なく他界したため左沢藩は改易となり、左沢小漆川城も慶安元年(1648)に取り壊された。そのとき大手門は巨海院の山門として移築された。