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山形県真室川町及位

震災前取材

 

この戊辰古戦場跡は、真室川町の北北東、及位(のぞき)の県道35号線沿いにある。慶長4年(1868)、この真室川と金山の地は、新政府軍に与した秋田久保田藩との境にあたり、至る所で戦いがあった。

この地は、主寝坂峠に備える位置にあり、この地には仙台藩、庄内藩を中心とした奥羽越列藩同盟軍が布陣していた。新政府軍は、雄勝方面から南下しこの地で激戦となった。しかし結局攻めあぐね、一旦軍を退いたという。

しかし森合峠では、新庄藩が新政府軍に付いたため、仙台藩兵を中心とした同盟軍は挟撃され敗れ、新政府軍は金山宿に入った。