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宮城県大河原町金ヶ瀬字台部

香林寺は、慶安2年(1649)、仙台北山の輪王寺の末寺として創建された。この地域にあった太子庵、洞秀院が廃寺となったため、これらの寺宝を継承している。

文治5年(1189)、源頼朝が平泉の藤原泰衡を征討した折、この地は福島伊達郡阿津賀志山の戦いで敗れた平泉軍が敗走した地で、諸所で戦いがあったようだ。 洞秀院は平泉藤原方の武将の照井太郎高直の菩提寺だったが廃寺となり、現在照井高直夫妻の位牌が、香林寺に継承されている。