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宮城県大河原町金ヶ瀬字薬師

この薬師堂は、大高森神社の別当寺の大林寺の仏堂で、創建の年代は不明であるが、慶長年間(1596~1615)仙台木下に再建された薬師堂は、ここから移されたという伝承が残っている。

文明年間(1469~1487)の干ばつの際に、高橋与右エ門がこの堂にこもり雨を降らせたと伝えられており、与右エ門薬師とも呼ばれている。 境内には、板碑が十三基あり、中でも文保2年(1318)の碑は、柴田郡内で最古のものである。