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宮城県仙台市青葉区子平町

2013/05/16取材   伊達政宗が朝鮮出兵の際の文禄2年(1593)に朝鮮から持ち帰り、千田家が拝領したものと伝えられる。この千田家は、代々大工棟梁として仙台藩に仕え、仙台藩との所縁が深い。 江戸時代から「半子町の藤」として広く知られており、樹齢は420年以上の古木であるが、樹勢は極めて旺盛で、毎年美しい花房をつける。歴代の藩主からも愛され、藩主の江戸参勤中には、青竹を割りその中に納めて送り供覧したという。 花房は1mをこえ、樹齢、株の大きさとともに植物学的にも希少である。毎年、開花時期には、千田家のご好意により一般にも公開されている。