スポンサーリンク

 

宮城県七ヶ宿町苗代端

樹齢350年ほどの赤松の名木である。樹高約20m、直径約1.5m。二股の古木の脇に、一回り小さく寄り添う松の姿から「親子松」と呼ばれている。この地が街道として賑わっていた頃、旅人がこの地で休息し、わらじを履き替えたところと伝えられている。

親子松の隣には道祖神があり、人の背丈より大きい超特大のわらじが奉納されている。このわらじは、町運隆盛、家内安全、商売繁昌、交通安全等の諸願をこめて寄進されたものと云う。

この大わらじの間に道祖神が祀られており、鳥居の表側が女性、裏側が男性となっており、その様相はつい笑いを覚えてしまう。