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宮城県七ヶ宿町柏木

長老湖は、蔵王の火山活動が盛んであった時代に、地殻変動で池ができたと考えられている。 以前は長老沼と呼ばれていたが、昭和3年(1928)、発電所の貯水池として拡張され、以後、長老湖と呼ばれている。

 

・入水した長老寺の住職

昔、この沼の上方に、長老寺という山寺があった。この寺の住職が、宿場の娘に懸想したがかなわず、やけになり村人に迷惑をかけ、そのため村人達にののしられ、この沼に身を投げたと云う。

そのせいか、五月の節句のとき、赤牛が水面に写り、村人達を恐れさせたと伝えられる。