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宮城県角田市藤田

四方山(しほうざん)は、角田市、亘理町、山元町の境界に位置している標高274mの山である。高くはないが、四方に遮るものがなく、見晴らしが良く、山頂の展望台からは、東に太平洋の大海原が、晴天時には遠く牡鹿半島や金華山が見え、西には蔵王連峰を臨むことができる。

太平洋戦争中は、この地には高射砲の砲台が設置されており、現在も自衛隊の対空通信所の鉄塔が置かれている。 四方山の西側の角田市から柴田町にかけて、当時は東洋一の規模の第一海軍火薬廠があり、そのためにこの地に高射砲の砲台が設置されたと考えられる。