宮城県山元町坂元字浜

 

平成19年(2007)4月、カリブ海の国セントビンセント・グレナディーン船籍、船主はロシアの貨物船「JANE」号が、石炭5284トンを積んで福島県の相馬港に向かう途中、強風波浪のため磯浜漁港付近の浅瀬の砂浜に船体を乗り上げ、機関室が浸水し座礁した。

この船は、燃料の重油など油66トンを積み、座礁直後から油膜が海面に広がるなどした。5月にロシアの船主側に対し、船体撤去命令が出た。当初はその年の7~8月に船は撤去される予定だったが、事前の積み荷抜き取りに手間取り、また天候の影響などで作業は進まず、2008年11月現在、いまだに撤去されていない。

美しい磯浜の海岸に、二つに裂けた船体をさらす巨船の残骸は、ここだけが異空間のような異様な光景を現出している。

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