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宮城県名取市閖上字新大塚

  伊達政宗が遠州から取り寄せて植えたと言われている。幹周(最大木)4.27m、樹高(最高木)32mで、名取川河口近くの南側堤防沿いに数百mに渡って続く、クロマツ並木。現在日本に残るクロマツ並木としては、特筆すべきもの。 漁業が盛んだった昭和初期には、この地は「船溜り」と呼ばれるほどの賑わいを見せていた。この松は、漁に出た男達を無事港へと招き入れるための燈台代わりに、松の先端に行灯を灯したという。