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宮城県名取市愛島塩手字北野

  この石は、現在の地より南西に約500mのところにあったものを、「藤原実方千年祭」を記念してこの地に移したもの。 この石については、二つの説が伝えられている。 ・「中将藤原実方朝臣」が、一条天皇から陸奥守に任ぜられ、この地を訪れた際に、実方が乗った馬の鞍を掛けた。 ・「八幡太郎義家」が、蝦夷征伐の際にこの地を通ったときに、義家の乗った馬の鞍を掛けた。 いずれにしても、この地をかつては東街道が通っており、それに由来した伝承と考えられる。