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宮城県仙台市若林区荒町

  荒町は田町から東に伸びる奥州街道に沿う要路に当たる。仙台開府の際、伊達家に従い、米沢、岩出山と移ってきた商人の町で、所謂御譜代町の一つである。伊達政宗から、麹の専売特権が与えられ、明治30年(1897)までは60軒の麹屋があった。 当初は、現在の一番町2丁目付近に置かれたが、寛永4年(1627)からの城下第一次拡張以降この地に移った。現在も商店街を形成し賑わっている。