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宮城県仙台市宮城野区五輪

  元禄8年(1695)、仙台藩四代藩主伊達綱村が生母三沢初子の冥福を祈るために、この地に釈迦堂を建立した。その際に、枝垂桜、彼岸桜、松、楓など千株あまりを植樹し、四民遊楽の地として以来の桜の名所として全国に名高い。現在でも枝垂桜など約400本の桜があり、多くの花見客で賑わう。 なお、三沢初子は一般に伊達騒動といわれる伊達家のお家騒動、寛文事件を素材とした歌舞伎「伽羅千代萩」のモデルとしても知られ、榴岡五丁目に墓所がある。また、釈迦堂は現在、榴岡四丁目の孝勝寺に移築されている。