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宮城県仙台市青葉区青葉町

  東昌寺のマルミガヤは、樹髙約17.5 m、幹周り約5.3 m、推定樹齢500 年で、国の天然記念物に指定されている。 幹が根元から南北に2つに別れそびえ、樹勢は極めて旺盛である。種子は球形で、他のカヤの種子は丸みを帯びることはあっても、球形になることはなく、このマルミガヤは極めて珍しいとされる。 東昌寺は仙台城の鬼門の方角に位置していることから、伊達政宗が鬼門除けとして植えたと伝えられる。なお、この種子は、藩主の食用にも供されていたと云い、「御前ガヤ」とも呼ばれている。