宮城県仙台市泉区根白石館下

 

 

根白石の町の旧門前町を抜けて、川をわたった所に台地があり、この台地が城跡である。高さ15m、東西100m、南北80mの方形の高台に平場があり、ここが本郭跡。

東面と南面は急斜面で、北と西は、高さ二メートル余りの土塁と、幅10mほどの空堀で守られ、現在もその遺構が残っている。城跡には宇佐八幡神社・兎口神社が祀られており、そのほか栽松院の墓、黒川季氏の墓や、西国三十三観音堂などもある。

白石城は白石三河守宗頼が応永30年(1423)に築城し初代城主となった。宗頼は国分氏の一族で黒川安芸守晴氏の弟との説や、桃生郡から移動した山内首藤 氏の一族との説があるが、はっきりしない。城主は代々白石三河守を名乗った。

天文年間(1532~1552)、石川某と言う修験者が、九州豊前宇佐宮の分神を笈の中に入れ、八ツ森山の高いところに祠を建て白幡一流を立てて祀ったという。これを白石城主白石三河守が聞き、弘治2年(1556)宇佐八幡を城内に遷座したという。

白石氏は後に伊達氏の家臣となり白津氏と改姓したが、これは白石家では代々の当主が若死にするので、伊達氏の家中で長寿の家といわれた津田氏の津と白石氏の白を併せて、白津と改姓させたと云う。野村小菅に移り四百石を領した。

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