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宮城県七ヶ浜町代ヶ崎浜字八ヶ森

2013/10/17取材

多聞山は標高56mの景勝の地で、松島四大観の一つに数えられている。多聞山は、全体が公園化されており、その中腹に多聞天像を安置する毘沙門堂があることからそう呼ばれるようになったという。

多聞山からは眼下に塩竃、馬放水道、そして馬放島、地蔵島を望むことができる。その景観は松島湾南側の好点より、大高森、富山、そしてはるかには金華山を遠景とし、大小の島々があたかも名園の配石のようにところを得ていることによる。

 

・毘沙門堂

松島四大観の多聞山の中腹ににあり、仏体六寸の黄金仏が本尊と伝えられ、三十三年に一度開帳すると言う。万冶年間(1658~60)この浜の里人が、漁民の網にかかったものを勧請したという伝えがある。

 

・深山権現

昔、代ヶ崎の浜にやってきた女修験者が飢えと寒さで困っていたのを里人が世話をした。その助けた修験者が実は仏で、その仏の像を作ってここに祀ったと言う。

 

・雷神碑

雨乞いのために建てられたものという。