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宮城県富谷町富谷字町

震災前取材

富谷宿は奥州街道の宿場町で、その名残を今に残す。

奥州街道は、江戸時代に整備された五街道の一つとして整備され、一般には日光街道からの分岐点の宇都宮から本州北端の三厩宿(青森県外ヶ浜町)までの100余宿を指すことが多い。

富谷宿は仙台から2番目の宿場になり、仙台から北の宮城県内の宿場は、

七北田宿、富谷宿、吉岡宿、三本木宿、古川宿、荒谷宿、高清水宿、築館宿、宮野宿、沢辺宿、金成宿、有壁宿と続き一関へと続く。

旧街道沿いには土蔵造りの建物も多く残り、本陣、脇本陣もいまだにその姿を残す。また創業1661年の蔵元も残り宿場町らしい景観を残している。