岩手県釜石市片岸町第十地割

震災前取材

 

 

源義経の、いわゆる北行伝説によれば、高館で自刃したとされる文治5年(1189)の一年前、平泉を脱出し蝦夷地に向かったとされる。

平泉を脱出した義経主従は、鵜住居川に沿ってこの室浜に至り、この地で休息したと伝えられる。この法冠神社は、この地の先祖が建立したもので、義経を祀り、「判官」をしのび、法冠神社と呼んだと伝えられる。