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福島県福島市庭坂、土湯温泉町

 

磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉から吾妻小富士を通り、土湯峠までの山岳観光有料道路である。

スカイラインは、全長28.7km、平均標高1,350mで、奥羽山脈の主峰のひとつ吾妻連峰を縫うように走る。浄土平周辺の荒涼とした火山性の景観と紅葉のコントラストは特に見事で、「日本の道100選」にも選ばれている。

供用開始は、昭和34年(1959)で、この年は平成天皇が御成婚の年で、テレビが一気に普及した。高度経済成長期の真っ只中で、この磐梯吾妻スカイラインの開通は、東北地方の観光有料道路のさきがけとなった。