福島県白河市旗宿関ノ森

2014/05/05取材

  • 白河神社鳥居
 

第十三代成務天皇5年(135)に、白河国造神と天太玉命を祭神として、勅命により創建されたのがはじまり。

かつての官道はこの地を通り、この地に白河の関が置かれた。このため、中央から、あるいは陸奥から人々が通り参詣した。永承7年(1053)には、源頼義、義家らが稲田を奉献し、寿永3年(1184)には、源義経が、文治5年(1189)には源頼朝が金弊を奉献した。

元和元年(1615)には、伊達政宗が社殿を改築し奉納した。このため社殿には、伊達氏の家紋である九曜紋よ三引紋がある。また享和元年(1801)には、白河城主の松平定信が神庫を奉納した。

国指定の史跡となっており、白河の関跡すべてを境内としている。