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福島県猪苗代町

 

美弥の大滝は、明徳年間(1390~94)から慶長年間(1596~1615)までの200年余、霊場として多くの修験者や信仰者でにぎわった。

この地の大滝の巨岩は、空海が積み上げたものと伝えられ、かつては壮大な滝が水煙を上げていたが、磐梯山の噴火など、度々の山容の変遷や、主流の琵琶沢の流れが変わり、かつての姿は失われた。それでも、雪解けの頃にはその壮大な勇姿がよみがえることがある。