福島県大玉村玉井字南町

2011/04/05取材

 

玉井の南町に推定樹齢約400年、樹高約23m、幹周約5.9mのケヤキの古木があり、その根元に、「織井の清水」と呼ばれる湧水がある。

後三年の役に際して、源八幡太郎義家は、奥州平定のためこの地にしばし陣を置いた。義家はこのとき愛妾の織井御前を伴っていたが、御前はにわかに産気をもよおした。付近に産湯のための水は無く、義家がこの地を矢の根で掘ったところ、清水が懇々と湧き出したと云う。

その後、どんなにひでりが続いてもこの清水は湧き出し、里人たちの難を救い、今なお湧き出ている。

また、この清水には昔、水の底に名の知れぬ魚が棲んでおり、村に災いがある時には浮かび出たとも伝えられる。

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