福島県会津若松市七日町…阿弥陀寺

 

御三階櫓は、会津若松城の本丸東側の石垣上に建てられていた櫓で、外見は三階で、内部は四階の建物である。内部の床板は鶯張りとなっており、三階と二階との階段は、跳ね上げ式となり、三階へ階段を収納し、四階へは昇れない構造になっていた。現存する会津若松城の建物としては、当時のものとして唯一のものである。

この建物は、その特異な構造から、秘密裏に重要な会議がおこなわれる場所だったと伝えられる。また一説には、切支丹だった蒲生氏郷時代には、本丸内に礼拝堂が置かれていたとも言われ、御三階櫓がそれにあたるとする説もある。

若松城は、戊辰戦争で砲撃を受けて大きく損傷はしたものの焼失はしなかったが、残った建物の多くは一般に払い下げられた。この御三階櫓は、この阿弥陀寺に払い下げられ、この地に移築され、しばらくの間本堂として使用された。

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