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青森県鯵ヶ沢町日照田
2013/06/09取材
この日照田の高倉神社は、明治以前は飛龍宮と称され、大同2年(807)、坂上田村麻呂が創建したものと伝えられる。
古くから神仏混交で、十一面観音像を祀っており、津軽三十三観音の第八番札所にもなっている。
この観音像は、その昔、若者の姿に身を変えて、この村の田畑仕事を手伝ったという伝説が残っている。
また、境内の銀杏の老木は、推定樹齢約800年で、幹周りは約8mである。乳房のように気根が下がり、母乳の出が思わしくない女性がこの木根に触れて祈ると、乳の出が良くなると伝えられる。