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青森県弘前市大字若党町

2013/08/20取材


弘前城の北側の北門は、築城当時は追手門だった。この地は、追手の守護の為に町割された侍町の区画で、今も当時の地割りと屋敷構えをよく残している。

この岩田家住宅は、寛政末から文化年間頃(1800~1818)に建てられたと思われる武家屋敷で、大きな改造は行われておらず、柱などの主要構造物や屋根葺材料などは、ほぼ建築当時のまま残っている。簡素ながら剛健な江戸時代後期の中級武士の生活を偲ばせる。

現在、県の重要文化財に指定され、一般に公開されている。