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青森県中泊町中里

震災前取材

津軽中里駅は、津軽鉄道線の終着駅である。

津軽鉄道線は、青森県五所川原市の津軽五所川原駅から、この中泊町の津軽中里駅までを結ぶ。津軽半島の中央部を南北に縦貫し、冬季には、客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」があることでも有名である。

1時間あたり1本程度の運行で、基本的に津軽21形気動車1両によるワンマン運転が行われている。この地域の住民の貴重な足となっているとともに、美しい田園風景の中を走る鉄道線は、鉄道ファンだけではなく、多くの観光客にも利用されている。