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青森県三戸郡階上町道仏荒谷

2016/09/26取材

 

八戸南郷の虚空蔵の姉仏と言われている。元禄10年(1697)に「小湊村」に建立され、その後、現在地に移された。

虚空蔵菩薩は、十三仏の最後の菩薩として位置づけられ、三十三回忌の主尊として、浄土へ導いてくれると信じられていた。特に丑年、寅年の守り本尊として今も信仰されている。本尊は高さ12cmの金銅座像で、輪光背を背負った姿である。

今も例祭には菩薩像のおみぬぐいを済ませた善男善女が、集会所で直会(お供え物を下げて酒宴)をしながら懇親を深めている。