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青森県五戸町野月

2014/08/24取材

明治9年(1876)7月、明治天皇は東北巡幸の際に、この三伝家を行在所として宿泊した。

昔は一部二階建ての住家だったらしく、行在所として使用した二室は、その後幾度か修理し、当時のまま保存管理されている。部屋には明治天皇を写真にした掛図、行在所の立札二基が床の間に飾られ、四隅の柱には吊り輪があり、明治天皇が吊り床をつった場所と伝えられている。入口には昔の門と明治天皇御巡幸記念碑が建っている。

またここには会津藩松平家十一代の慶三郎(容大)が、三ヶ月間斗南半藩仮藩庁宿舎として住んだ部屋もある。