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青森県鰺ヶ沢町建石町字石神

2015/08/27取材

 

この地の遺跡は、縄文時代前期後半から後期前半(約5500~3500年前)にかけての時期を主体とした遺跡である。

調査の結果、竪穴住居跡、石囲炉、配石遺構、石棺墓、埋設土器、土坑などの遺構のほかにも多くの遺物が出土した。

特に注目されるのは、石棺墓、大型住居などの特殊な遺構や、赤色顔料入り土器、土偶などの、祭祀的性格の濃い遺物である。この遺跡は、縄文人の生死に対する考え方や、祭祀のあり方を考えるうえで重要なものといえる。