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青森県つがる市車力町

2012/05/15取材

 

袴形池は、水深約3mの池で、おもに農業用の溜池として利用されている。冬はワカサギ釣りでにぎわう。池の形が袴に似ていることから袴形池と呼ばれるようになったという。

しかし、次のような伝説も伝えられる。

この池の側にかつて館があり、その館には平将門が住んでいた。将門の側仕えをしていた都から来た女が、この池で自分の袴を洗おうとしたが、ちょっとしたはずみに、袴は手を離れ流された。女はそれをとろうとし、あやまって池に落ちて死んでしまった。以後「袴潟」と呼ばれるようになり、後に「袴形池」というようになった。