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青森県八戸市内丸一丁目

2013/10/07取材

現在南部会館のあるこの地は、八戸城の二の丸跡で、この地には寛政年間(1789~1801)には角御殿と呼ばれた建物が存在していた。

この表門は寛政9年(1797)に建てられたもので、棟門と呼ばれる構造形式で、通常二本の柱の上部を冠木で繋ぐところを、この門は4本の柱を用いた大規模なものである。

昭和53年(1978)の風雪被害で倒壊し、同55年(1980)に復原された。このとき、門の冠木の中央部から、小さな毘沙門天像が発見され、創建時のものと考えられている。