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青森県むつ市蛎崎

2012/07/10取材

松前氏の祖の蛎崎氏の居館跡の入り口にこの傘松(からかさまつ)はあり、当時からのものと伝えられる。

この地には、松前氏の祖である蛎崎氏の居城蛎崎城があった。その五代目にあたる蛎崎蔵人信純のとき宇曽利郷一帯を支配し、恐山の金で財力を貯え館を拡張、その華やかな館は錦帯城と称されたという。

現在、この傘松は、長年の風雪のため樹勢が衰え危険な状態になってきたため、蘇生のために上部伐採が行われた。しかし未だ十分な樹勢の回復は見られていない。