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秋田県大館市十二所字元館

震災前取材

 

平安時代末期、この地一帯は奥州藤原氏が統治していた。この地には藤原氏の一族の藤原肥後が、この地付近に居館を置き居城していた。その守護神として「十二天神社」が創建されたものと伝えられる。

以来、十二所の地は、浅利氏、安東氏、佐竹氏と領主が代わったが、十二天神社は、その時々の支配者の家臣により武家方の鎮守として祭祀されてきた。

明治維新後、町方の鎮守であった伊勢神社など十二所地域の20社を合祀し、「村社神明社」と改称され、現在は「十二所神明社」となっている。