秋田県男鹿市男鹿中滝川字寒風山横通

震災前取材

 

この「誓いの御柱 」は、昭和5年(1930)、男鹿琴湖会が男鹿夏期大学開校10回を記念して、高さ約7mの寒風石の五角の石柱に、五ヶ条の御誓文を刻み建立したものである。

最初は、現在展望台のある薬師長根山頂に建てられた。この山頂にはかつて薬師様を祀る祠があった。しかしこの薬師様は、しばしば男鹿沖や八郎潟に浮かぶ船を止めるので別の地に移された。その後、石でできた高さ八尺ほどの九重の塔が建てられ、「塔の峰」とも呼ばれた。しかしその石塔は、文化7年(1810)の大地震で倒壊してしまった。

この「誓いの御柱」が建立されたのも、この「九重の塔」がモチーフとしてあったとも思われる。その後「塔の峰」には昭和39年(1964)回転展望台が建設され、それにともない、この御柱は現在地に移された。

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