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秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢

2016/09/24取材

 

鶴の湯は、昔、地元の猟師勘助が、猟の際に傷ついた鶴が湯で傷を癒すのを見つけた事から始まり、その名の由来になったとされる。

鶴の湯温泉は、乳頭山(1478m)の麓の乳頭温泉郷八軒のうちの一軒で、同温泉郷の中でも最も古くからある温泉宿。古くは寛永15年(1638)に、二代目秋田藩主佐竹義隆が、寛文元年(1661)に亀田岩城玄蕃がこの地に湯治に訪れたといわれている。その後、元禄時代(1688~1704)頃からは、一般の湯治にも利用されていた。

茅葺き屋根の本陣は、二代目秋田藩主佐竹義隆が湯治に訪れた際に、警護の者が詰めた建物として今では鶴の湯を代表する建物となっている。