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秋田県大仙市太田町三本扇字三本柳

2016/09/24取材

 

元正天皇の時代の養老2年(718)正月、宮内邑に千手観音堂が建立され、近郷よりの崇敬を集めた。承和5年(838)、三十三観音の石像が建立され、以後遠近より崇敬者が多く集まった。その後この地の領主の本堂氏の崇敬を受けて、社領として300刈(田9反歩)が寄進された。

永く神仏混交であったが、明治期の神仏分離令により現在の宮内神社として存続したと考えられる。

参道の銀杏の古木は、寛政7年(1795)、この地の肝入惣兵衛により植されたもの。