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秋田県大仙市払田字真山

震災前取材

 

池田家の旧払田(ほった)分家敷地に残る、池泉回遊式の日本庭園である。

本家邸宅の東北東約3kmの、国史跡払田柵跡の指定地内に位置し、家紋を意識した六角形の亀甲形の地割りをなしている。明治41年 (1908) に十三代当主池田文太郎の弟禮冶が、分家した際の邸宅と庭園であり、明治末に実施された高梨村耕地整理と同時期に造営されたもの。

平成16年(2004)、旧池田氏庭園が国の名勝に指定された後の平成20年(2008)に追加指定を受けた。指定面積は約1万8千㎡で、本家庭園の半分弱の広さを有している。庭園は春のツツジが美しく、また紅葉の名所としても知られている。