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秋田県湯沢市愛宕町二丁目

震災前取材

 

この地を通る羽州街道は、現在は県道277号線となり、商店街になっている。この地の一里塚は、慶長9年(1604)江戸幕府が、江戸日本橋を起点とし、36町(約4km)ごとに街道両側に土を盛り木を植えたものの内の一つである。

愛宕町の一里塚に立つケヤキは、推定樹齢400年、樹高22m、幹周り5.7mあり、樹勢は旺盛である。その根は塚の土盛りをすっぽりと覆い尽くしており、歴史に裏打ちされながらも非常に珍しい景観を作り出している。

昭和38年(1963)に秋田県文化財に指定されている。