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秋田県北秋田市三木田

2013/08/19取材

 

逆さ杉は、周囲3m、高さ15mほどの杉の大木で、根元より上の方が太く見えることから「逆さ杉」と呼ばれている。

弘法大師がこの地を訪れたときに、使っていた杉の箸を地面に刺したところ、そこから水がこんこんと湧き、杉箸は活着し大木になったと伝える。

根元から湧き出る水は尽きることなく、里人はこの水を利用し田地を拓くことが出来た。里人はこれを感謝し神仏に献上するための米をつくるための「貢田(みつぎだ)」をつくった。これがこの地の地名の「三木田」の由来になったと云う。