そば処・船橋や…鴨南ざる

宮城県登米市迫町佐沼字小金丁6 0220-22-3034

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船橋やさんは、明治40年創業で、現在の若いご主人は四代目になる。現在の料亭風の立派な店は、三代目が残してくれたもので、現在のご主人は「蕎麦屋にしては立派すぎて」と苦笑する。「人が好き」というご主人は、いろんな人に、気軽に家族で来てもらえる、「蕎麦屋のファミレス」のようにしたいとの思いがあるようだ。そのような思いからだろう、そば処でありながら、カレーライスなどメニューは豊富だ。

それでも、やはり本来は「そば処」であり、この店を知っている方々は、「鴨南ざる」を目当てに来店し、そのオーダーは、全体の約6割をしめる。

昼時ともなると、店内は座敷も含めそれなりに大きいのだが、地元の方や、伊豆沼など周辺への観光客などでごったがえし、まるで戦場のようだ。しかしそれも午後2時頃にはスパッと売り切れ閉店になる。

初代は、盛岡で修業し、南部藪蕎麦から始まった。その後、代を重ね、この地の風土に合わせ、蕎麦もしだいに変化したようで、現在は淡いピンク色の細い蕎麦である。しかしそれでも打ち方、細さは初代から一貫して変わらないという。その蕎麦は、腰がある割にはつるっとのどごしが良い。それは初代から受け継がれたそのままのものだろう。

また盛がよく、普通盛でも大盛りの迫力だ。この「大盛り」について伺うと、「自分が大食なので、少なく出すと申し訳ないような気がして」と少し照れながら答えてくれた。

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